「年商100億円の中堅企業実現」を目標として、業種業態を超え年商30億、年商60億付近に存在する成長の壁と打開策展開の事例を紹介いたします。
油脂製造業、産業機械製造業、工作機械製造業、金型製造業、鍛造業、ITディバイス開発業、IT関連機械製造業、プラスチック製品製造業、ベアリング製造業、自動車車体製造業、自動車部品製造業、電子部品製造業、機械器具製造業、エレクトロニクス部品製造業、紙加工品製造業、バイオ製品製造業、ヘアケア商品製造業、健康器具製造業、家電部品製造業、加工フィルム製造業、化学品製造業、医薬品製造業、家具製造業、住宅資材製造業、生コン製造業、インテリアファブリック製造業、アパレル製造業、作業服製造業、靴製造業、食品製造業、ベーカリー製造業、海産物製造業、化粧品製造業、健康食品製造業、食肉加工業、など他製造業
製パンメーカーで食品事業も併業。年商30億円。
トップの強いリーダーシップで30億円まで成長してきたが、幹部人材が育っていない。社長は自分一人の力のみでは限界だと感じはじめていた。売上高の伸びも頭打ちになってきており、どう打開するかが社長の悩みであった。
わが社の未来を考え、戦略に取り組める人を育てるために、中期ビジョンを幹部・中堅幹部社員と共に策定し中期実行計画に落とし込み具体化を図った。部門別利益管理を行う独立採算制も確立して戦術・管理の面でも基盤が強化された。
トップ依存体質から「ビジョンと戦略」、そして「部門経営」にチャレンジする自立した人材の成長が促進された。関連事業の開発も進み年商120億円に成長した。
高級紳士服を製造し小売店と百貨店ルートで販売。60億円。
ブランドの知名度もあり商品力は強いものの戦略的な営業展開を図るためのマーケティングと業績管理を効果的に進めるマネジメント力が弱いために利益が余り出ていないところが悩みであった。
業績をあげる事業のあり方(ビジネスモデルと営業政策のあり方)を検討し仮説を立ててそれを実行し、事業の再構築を推進、同時に管理会計を活用した業績管理システムを確立し部門長に教育した。
事業展開のあり方を企画段階からシーズン終了までのプロセスを再構築し、特にディーラーヘルプにきめ細かい業績向上支援を加えて、営業活動を高度化した。また、管理会計を活用した部門別経営管理制度の定着により、ピントのあったマネジメントが功を奏し、年商100億円を超える高利益企業に成長した。
果樹園や農業関連市場で使われる機械のメーカー。50億円。
従来の事業領域(ドメイン)に依存しているため危険分散された事業構造でないのが悩み。組織的にはトップの号令で動き、自立性をもったマネジメントが弱いのが課題であった。
中期ビジョンと戦略策定、関連事業開発の推進、部門別損益システムを構築しマネジメントを高度化。その結果、業績目標管理が的確に行われるようになり目標達成度が高まった。
従来のコア事業の高度化に加え、新しい関連事業の開発がなされてきて、具体的な事業の柱づくりの途上。部門経営のしくみの運用により経営意識の高まりが社員の自立性向上につながっている。年商70億円の高利益企業を実現。
インテリア資材のメーカー。年商30億円。
同業者との競争激化で赤字転落し、業績回復を如何に行うかが課題であった。
環境分析と経営診断を行い、進むべき方向を模索。従来事業の限界から転業を提案。
従来の蓄積資産である不動産を活用した事業に転業し、規模は縮小したが好業績。
珍味やお惣菜等のメーカー。年商20億円。
同業他社の追い上げで赤字基調の業績。売上高も横ばいで利益率も低下し壁に遭遇。
他社の強い販売チャネルで競争しないで、自社で独自の販売ルートの開発に着手。結果として事業モデルを転換した。
独自の商品開発と独自のチャネル開発をきちんとマネジメントするしくみを確立。それにより、売上高と利益が増大。年商50億円。